ホームページ制作のフォーム改善項目とは

ホームページを運用していると、改善できるかもしれない、という段階に入ることがあります。
これは、ホームページを運用していてPDCAが上手く回っているときです。

ホームページを運用するとは簡単に言っても、何から始めたらいいのかという場合や、やることが多すぎて回っていないということもあります。
そこで今回は、ホームページを運用することと、運用の中で出来るフォームの改善について解説します。

ホームページを運用するとは、ホームページが常に動いている状態を作れているかどうかです。
ユーザーは気になるホームページであれば、最新情報が気になったり、何度もホームページを訪れて情報をくまなくチェックします。
そのときに、ホームページの新着情報が半年や1年前の情報であったり、ブログが半年前までは定期的に更新されていたのに、
今は3ヶ月もストップしている、という状態となっていると、ユーザーはこの会社どうなっているのかな、と不安になります。

せっかく興味を持ってくれるユーザーがいて、アクションなどにつながるチャンスだったかもしれないと考えると
ホームページを運用できていないことは、様々な機会損失につながっています。

つまりホームページを運用するということは、情報の更新を行い、常に最新の情報を発信できる体制を作っておくことです。
また情報発信のフロント業務だけれはなく、ユーザーがアクションした後のお問い合わせ管理などのバックエンド業務も
情報を管理できる体制を作っておくことが大切です。

では順調にホームページの運用体制はできていたときに、お問い合わせ数で伸び悩んでいる状態になりました。
アクセス解析を見ると、お問い合わせフォームのページへ誘導はできているが、お問い合わせのアクション完了とはならない。
これはフォームのページでユーザーが離脱している状況といえます。
このフォームに何かしら問題があり、改善できると、お問い合わせ数も増えるのではないか、という仮説を立てることができます。

ではフォームの問題とは一体どんなことでしょうか。

・入力する項目は、本当に必要な項目か
・入力エラーが出たときには、分かりやすくエラー表示ができているか
・全角・半角の指定を外す
・フォームのボタンデザイン
・必須項目が文字で分かるようになっているか

フォーム改善の問題は、EFO(Entry Form Optimisation)といって入力フォーム最適化と呼ばれています。
フォームを最適化することで、より結果につながりやすいため、今すぐ取り組むべき課題ということです。

フォームの問題について詳しくみていきます。
例えば入力項目の数については、本当に必要な項目なのか、再度議論してもいい問題です。
必要以上に数を増やしたり、何の情報に使うのか分からない項目まで求められては、面倒くさくなって離脱するユーザーがいます。

また入力エラーについては、エラーが出てしまったときには、すぐに修正する項目やなぜエラーが出ているのかが分かるような
見せ方や文言が表示されているのか、ということです。
送信ボタンを押した後に出るエラーではなく、入力しながらエラーであるのが分かると、後から直すのよりも楽に対応できます。
そして、全角・半角の指定を外すことについては、ユーザーが誤って入力した場合にはやり直しの手間がかかるためです。

他にも、ボタンのデザインが分かりやすくなっているのか、必須項目が分かりやすくなっているか、など見直すべき点は
意外とたくさんあり、それだけ改善の余地があります。

目標の達成にまだ至っていないホームページで、フォーム改善がまだ最適化されていない場合には
ぜひ改善して、目標達成に近づけていきましょう。