SEOって何?SEOキーワードの選定の仕方

SEO対策

今やホームページは制作するだけでは、検索に引っかからない時代です。

ホームページ制作を決めて検索順位を意識した場合に「SEO」というキーワードが認知されるようになりました。

「SEO対策」という言葉もよく耳にするのではないでしょうか?しかし、この言葉正しくはないのです。

 

では、SEOを詳しく見ていきましょう。

 

SEOとは?

 

SEOというのは「Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)」の頭文字をとって略したもの。日本語では「検索エンジン最適化」と言われます。

 

検索エンジンとは、GoogleやYahooなど私たちが日頃ネット検索する際に使用するツールであり、検索したユーザーにとって最適なサイトを表示するためのシステムとも言えます。

 

一般的に、この「検索エンジン最適化」のことを「SEO」と呼称しています。

 

単純に言えば、ユーザーに有益なコンテンツやサイトが検索上位に上がるということ。

 

SEOの結果に繋がる仕組みは、

クローラーと言われる巡回ロボットがGoogleやYahooにプログラミングされており、そのロボットがウェブページやウェブサイトの情報を集めます。

このロボットには、情報を集約する「index」と呼称される箱が収納されており、検索するとindexの情報を元に、ユーザーへ送り届けるというカラクリになっているのです。

 

ユーザーにとっても、ロボットにも好評価されるサイトが指定のキーワードで検索上位を獲得する傾向にあるという解釈に至ります。

だから制作する上で、構成や見た目が重視されるのですね。

SEOはその手法を専門とする業者が沢山いますが、このロボットの仕組み上確約できないものになります。

ですから、「SEOに自信があります!」「検索順位上位を半年以内に狙えます」といった宣伝は基本的に怪しいものと思ってもらっていいと思います。

 

だって、クローラーの評価方法なんてGoogleにしか分かりませんからね^^;

 

さて、そこで重要なのが「キーワードの選定」です。

キーワードの選定の仕方

販売サイトを例に挙げてみましょう。

 

ファッションってなに?ファッションとは⇒「ファッション」

ファッションの通販情報を知りたい⇒「ファッション 通販」

ファッションの大阪の通販情報を知りたい⇒「ファッション 通販 大阪」

 

この中で、最も検索されているキーワードはどれになるでしょうか?

もちろん「ファッション」ですよね。

 

試しに、それぞれ検索してみるとヒット数に違いがあることが分かります。

 

「ファッション」          約965,000,000 件

「ファッション 通販」       約 244,000,000 件 

「ファッション 通販 大阪」    約 88,000,000 件 

 

こんな感じになりました。

キーワードの検索の仕方によって、競合サイトの数が何十万件も変わるということなのです。

 

そして、検索キーワードは、主となるキーワード「ファッション」に付随する「通販」や「大阪」などのサブキーワードのようなものを組み合わせることにより、検索上位に反映やすいという話になります。

 

そこで、注目してもらいたいのが「キーワードの競合性」です。

選定するキーワードの種類

 

キーワードには、それぞれ名称がありこのキーワードの選定判断が、ホームページの認知の上で最も重要です。

 

前述で述べた「ファッション」の例で紹介していきましょう。

 

「ファッション」          約965,000,000 件

検索すると、ファッションという意味から、ファッションについてのブログやファッションに関係するサイトまで幅広くヒットします。

 

検索需要の大きいキーワード。これを【ビックキーワード】と言います。

 

このキーワードで検索上位に上がれるのは、ごく一部の大企業が認知度やブランド名の高いサイトやページと言えるでしょう。

 

「ファッション 通販」       約 244,000,000 件 

続いて、ファッションに関する手段を付随させてみます。

ファッションのときに比べ、少し検索ヒット数が減っていますね。これを【ミドルキーワード】と言います。

 

大手企業やショップサイトなども少しずつ検索に引っかかるようになってきます。

また、通販に関するサイトが多く表示されますね。

 

「ファッション 通販 大阪」    約 88,000,000 件 

最後に、ファッションに関する手段に加えエリアを加えてみます。

すると一気に減少したのが分かりますね。

 

検索需要の小さいキーワードを【ロングテール(スモール)キーワード】と言います。
直訳すると「長いしっぽ」

 

つまり検索するキーワードによって”競合との差別化”を図ることが出来るのです。

検索ボリュームの数が少なければ、それだけ競合=ライバル が減るということ。土俵に立てる訳ですね。

検索上位に躍り出るためには、競合調査が重要になります。

そして、その際の判断基準として効果的なのが「キーワード調査」なのです。

 

ホームページ制作の際には、貴社がどういった業種にあたるのか、どういった製品を扱っているのか の他に

 

・該当のキーワードでどれだけのアクセス数があるのか

・競合はどんなキーワードで検索上位に位置しているのか

 

などを確認していくといいでしょう。

検索エンジンが表示するキーワード

 

検索エンジンの話をしてきましたが、大きく分けてGoogleとYahooの2つがあります。

 

昨今では、中国の検索エンジンサイト「Baidu」やアメリカでシェア率が上昇中の「Bing」なども注目されてきていますが、日本ではGoogle利用者数が6割・Yahooでは3割を占めており、まだまだこの二大巨頭が優勢です。

 

では、2つの検索エンジンがどのような役割を担っているのか見てみましょう。

 

>Yahoo

「虫眼鏡キーワード」

Yahooでは、キーワード検索した際に検索結果の上や下に表示されるキーワードが「虫眼鏡キーワード」と言われます。右側に青色の虫眼鏡マークがあるのが由来です。

 

Yahooでは、「実際に検索されているキーワード」が表示されているので信用性が高いです。

>Google

「サジェストキーワード」

Googleでは、キーワード入力した際に検索窓に予測キーワードが表示されます。

これを「サジェストキーワード」と言います。「Suggest=提案する」という意味。

 

この意味合いの通り、提案や予測キーワードにあたるため、実際に検索されているキーワードを表示しているYahooに比べると信用性は低いでしょう。

「関連キーワード」

そして、この2つのキーワードのことを総称して「関連キーワード」と言います。

GoogleもYahooも関連性の高いキーワードを表示していますから、キーワード選定の際には、非常に参考になります。

以上のように、関連性の高いキーワードや競合サイトのキーワードの調査がSEOを攻略していく上で、かなり重要なアクションになります。

ホームページ制作の際は、参考にしてみてくださいね。

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