近年はいろんな画面サイズの電子媒体が増え、ホームページを見る主要な媒体も昔はパソコンでしたが、スマホの普及によってそれも移り変わっています。
そこで重要になってくるのが「レスポンシブデザイン」です。
スマホに対応しているホームページにはこのレスポンシブデザインが使用されていることが多いです。
ここではそんなレスポンシブデザインについてご紹介します。
レスポンシブデザインとは
レスポンシブデザインとはどのデバイスから見ても、ホームページが使いやすいデザインに自動で変化するようになるデザインのことです。
ホームページを訪れるとスマートフォン版ページを表示しますか?というポップアップがでて、そちらのURLに移動することがありますが、レスポンシブデザインはそういったURLの移動をする必要もなく、そのまま画面サイズに応じたデザインを表示することができます。
現時点でパソコンサイズのデザインしか用意されていないホームページを、スマホサイズにも対応させることをレスポンシブ化と言ったりします。
ブレイクポイント
レスポンシブデザインで大切なのがこのブレイクポイントです。
ブレイクポイントとは、レスポンシブデザインの表示を切り替える地点のことです。
主にパソコン・タブレット・スマホの3つのブレイクポイントが存在し、スマホなどは高スピードで液晶サイズや画面幅が変わっていくため、その時によっておすすめのブレイクポイントが変わります。
2022年の個人的なおすすめブレイクポイントは以下のような感じでした。
- パソコンサイズ 960px以上
- タブレットサイズ 768px以上~959px以下
- スマホサイズ 767px以下
現時点で一番小さいスマホの液晶サイズは320pxらしいので、最小320pxでデザインが崩れていなければ大丈夫です。
レスポンシブデザインは実装したほうが良い
実はレスポンシブデザインはGoogleにも推奨されているデザインです。
スマホが広く普及し、多くの人は何かを調べたいときにはスマホを使って検索するようになりました。
そういった背景から、2018年にGoogleがMFI(Mobile First Index モバイルファーストインデックス)というものを導入し、モバイルサイズに対応したホームページを優先的に評価するようになりました。そのためユーザビリティやSEO的にもホームページはスマホに対応させたレスポンシブデザインの方が、良い影響を与えるようになります。
レスポンシブデザインについてご理解いただけたでしょうか。最近のホームページはスマホ対応のデザインがあって当たり前と言ってもいいほどに、レスポンシブデザインが採用されています。
ホームページは制作しても3〜5年ほどで寿命が来ると言われています。定期的にリニューアルや改修が必要なものなので、もしまだ自分のホームページがレスポンシブ化されていないのであれば、早めに行うことをおすすめします。