ホームページ制作におけるSEOにおけるブログの活用法

SEO対策
SEOをブログ(コラム)で記事として実施していく場合、「コンテンツSEO」と呼称される施策をしていきます。

 

SEOの重要ポイントは2つ

・ユーザーにとって有益かつ最適であるか

・検索エンジンのクローラーに評価されるコンテンツや構成になっているか

 

この2つの条件を満たしたときに、目的としている検索順位の上位へのヒットが狙えるのではないでしょうか。

 

※ただし、SEOは基本的に順位を確約できるものではないので、予め念頭に置いておきましょう。

そこで、SEOに最も効果的とされるブログ・コラムにおける活用術を紹介していきます。

ブログやコラムは他の確立されたウェブページと異なり、1ページの記事を関連キーワードに引っ掛けて文章化することが出来るのが魅力でしょう。

 

まず、ブログやコラムがなぜ評価されるのかという点ですが、これには2つあると考えています。

 

1つ目は、「更新性」があること

つまり、関連記事を量産して投稿できるため、それだけヒットさせたいキーワードの出現率を複数ページに散りばめられるということ。

そして、地道に更新していくことはクローラーへの検知を高めます。

ユーザーへの有益な情報と言える発信元も、古くなってきたら一新していきましょう。

 

2つ目は、「文章量」が多いということ

1ページに含めることの出来るキーワードを、デザインやレイアウトに左右されない点が大きいです。ユーザーが必要とする情報かつクローラーが高評価する可能性が高いを秘めています。

 

ただし、単に関連キーワードで量産するだけでは評価に繋がりません。

それどころか、正しく記事投稿を理解していないと、ペナルティを受けることもあります。

注意しましょう。

さて、ブログやコラムへの知識の理解が深まったら、実際に記事を作成していきましょう。

記事の作成には3つの法則があります。

 

1記事につき、1キーワード

キーワード量は多ければ多いと良いわけではありません、あくまで「伝わりやすさ」や「分かりやすさ」が重要なのです。

複数あると結局なにを伝えたいのか分からない記事になってしまうため、結果的にユーザーにも検索エンジンにも利便性を損なわれることになるため、SEOに対しても影響を及ぼしていしまいます。

検索上位の競合サイトを参考にする

 

検索上位に位置するサイトというのは、総じて「クローラーからの評価が高いサイト」です。要素としては、コンテンツ内容・階層・見やすさ・分かりやすさ・使いやすさなど様々です。

ですが、あくまで参考にするだけに留めておきましょう。

記事内容や構成が似ているサイトというのは、コピーコンテンツとして見なされ、評価が下がることも考えられるからです。

 

では、どうすればよいか?

 

そこで伝えたいのが「強み」となります。

他社で取り上げられているものの、深く掘り下げて紹介されていない内容。

”誰かの言葉を自分の言葉に置き換えて再発信する”ことで、上位のサイトに倣いながらオリジナリティのある記事や内容を作っていきましょう。

クリック率を上げるための施策

 

ここまでで良質なコンテンツを作成したとします。しかし検索表示されても「クリックされなければ見られていないこと同然」なのです。

ですから、クリックされるために、ユーザーが必要とするキーワードを目につきやすい位置に配置するようにする必要があります。

 

そこで注目すべきは、「サイトタイトル」「サイト説明文=description」となります。

ホームページの制作では、この2つを各ページに個別に設定することもありますが、ブログやコラム記事も同様に重要です。

 

【例】

「美味しいグルメ3選」

「100人に聞いた美味しいグルメbest3」

 

この2つのタイトルで興味を惹かれるのは、どちらでしょうか?

数字が具体的な方が見てみたいと思いませんか?

 

このように、「ユーザーの求めている情報」を記事タイトルや記事説明文に盛り込むことで、多くのユーザーが興味をもつ=クリックに繋がる記事になるという訳です。

 

文字数は、主とするデバイスによって分けましょう。

パソコン向けであれば120文字、スマホ向けであれば50文字以内が理想でしょう。

また、SNSの活用も合わせて行うことでより浸透しやすくなります。

「ユーザーが目につく場所」を意識して、記事を作成・投稿していきましょう。

評価に繋がる記事の作り方

 

さて、SEOに効果的とされる具体的な施策について触れていきます。

前述のとおり、評価されるためには「ユーザー」と「クローラー」の双方に対して伝わりやすいことがポイントです。

ユーザビリティ対策

ユーザーに対しての配慮を「ユーザービリティ」と言います。日本語では使い勝手などと訳されます。

 

ストレスの少ない記事にする

分かりやすい、伝わりやすい、読みやすい記事のことですね。

具体的には、以下のようなポイントに絞って作るといいでしょう。

 

・誤字、脱字をなくす

・文脈の前後で矛盾が生じないようにする

・一般的でなじみやすい言葉を使う

・無意味な文字数稼ぎをしない

・自然な位置で読点や句点を使う

・重要な箇所には、太字・文字色・ハイライトなどを使う

・余白・文字間・行間などを使って、デザインにメリハリを持たせる

 

表示速度を2~3秒以内にする

表示速度とは、サイトを立ち上げるまでに最初の画面を表示させるまでの速度を言います。

読み込みに時間がかかると必然的に、表示速度が遅くなるためユーザーの離脱率が上がります。

 

ある調査では、表示速度が2秒以内だと離脱は9%ですが、3秒では更に多くのユーザーが離脱し、5病ともなると38%にまで達するという結果が浮彫になりました。

 

またGoogleでは、モバイルファースト(=PCユーザーよりもスマホユーザーの表示速度が2~3秒以内)であることを推奨しています。

 

膨大な情報量を2秒以内で表示させるには、画像の圧縮や動画の容量縮小など様々な策を講じる必要があります。

クローラビリティ対策

クローラーが巡回しやすいサイト構成のことを「クローラビリティ」と言います。

クローラビリティの向上には、記事作成の上でいくつかポイントがあります。

この施策は、制作側で判断しながら進めてください。

 

パーマリンク設定

パーマリンクとは、記事のURLのことです。

クローラーに「何のページなのか」分かるように可視化しておくことが効果的です。

 

例「https://xxx/seo-blog/p=1000.html

上記のようにIDだけで管理した場合のURLだとクローラーには、どんな内容なのか伝わりません。

 

例「https://xxx/seo-blog/what-is-seo」

例えば、”SEOの記事”ということであれば、SEOに触れていることをURL内に記載しておくと、クローラーも巡回しやすくなります。

 

パンくずリスト設定

パンくずリストとは、ユーザーがサイト内のどこにいるのかを示したものです。

記事の上部に「トップ>SEO>SEOにおけるブログの活用法」など、階層表示させるものが一般的とされています。

 

画像情報の設定

誤解されがちなのですが、クローラーはサイト内の全てを巡回する訳ではありません。

それも「何のページか分かるもの」として判別されるのが、テキストが主体だからと考えられています。

ですから、クローラーは画像を認識できないのです。

 

その際に有効なのが「alt属性」設定です。

alt属性設定では、画像情報をクローラーに分かりやすく伝える役割を担っています。

そして、画像と関連するキーワードを用いてalt属性設定により、画像の内容を伝えるのです。

 

例えば「星空が綺麗な天体写真」であれば、シンプルに「澄んだ星空」のように入力してあげる。

逆に「星、夜空、天体、綺麗」などの単語を盛り込むと、画像情報が正しく伝わりにくくなってしまいます。

最後に、ペナルティとなる行為について解説します。

基本的には、GoogleやYahooが定める規範を遵守しましょう。

 

・コピーサイトの作成

・キーワードを不自然に複数掲載する

・画像の無断転載

・位置情報の虚偽申告 など

 

誰でも分かる違反行為は少ないと思いますが、違反になるかどうかグレーゾーンな掲載には注意しましょう。

詳しくは、Googleが指定するガイドライン(https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja#3)を参考にしてください。

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